株式会社 河合楽器製作所

SOLIDWORKSの導入により、電子ピアノの鍵盤、筐体の3次元設計を実現。

SOLIDWORKSを選択した理由は、同社SKピアノ研究所ですでに使用実績があったこと、取引先の部品メーカーから2次元図面のほかに3次元データもほしいという要望があがったこと、鍵盤設計時に同時に解析業務を行える3次元CADが必要だったことなどが挙げられる。現在は、電子ピアノの鍵盤、筐体の設計・解析業務にSOLIDWORKSが活用され、開発・設計期間短縮を実現している。

2次元CADでは不可能な干渉チェック・強度解析がSOLIDWORKSで実現

河合楽器製作所電子楽器事業部は、従来から使用してきた2次元CADのサポート期限が切れるという契機もあり、2001年当時、3次元CAD導入の検討を行っていた。2次元の設計環境では、紙の決定図面が出力された後、CADデータが一元的に保管されていなかった。そのため、同一部品について複数のデータが存在する問題が生じていた。また、電子ピアノの鍵盤の・・・

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